27歳うつ病ニートのポジティブに生きたい

生きづらいけどポジティブに毎日をおくることを目標としています

認定こども園と私の愉快な前職

ニュースでは連日認定こども園のことが取り上げられていますね。


私は前の職場についてはあまり考えないようにしているのですが、この手のニュースを見ていると否応無しにも当時のことが思い起こされます。


私の前の職場は通信制高校、就労移行支援事業、放課後等デイサービス(障害をももった児童向けの学童みたいなものです)の三事業を運営している企業でした。

首都圏では珍しくないのかもしれませんが地方にありましたので、結構珍しい形態の企業だったのではないでしょうか?


こう聞くといかにも地域に根ざした福祉のパイオニア的な感じがしますでしょう?


ただ単に受け入れ先のない障害児を放課後デイ→通信制高校→就労移行支援と生涯をかけて搾取することをだけを考えて今の形態になっただけですからね!!(しょうがいだけに)



ちなみに私はそちらの通信制高校で教師として働いていました。その他に放課後デイを手伝ったり事務を手伝ったりしていたのですが、


いや〜正直ほんと酷かったですw


職員の人数を詐称するなんてあたりまえでした。

たとえば私が高校生を教えている時間も書類上は放課後デイサービスにいることになっていました\(^o^)/

それだけならまだしも(?)産休で退職された職員さんもいることになっていましたからね^q^(印は預かったまま返さない外道)


職員もエロ人事が顔で採用した若い女性や、企業の体制について不満を言わなそうな人を採用していたので、ほとんどの職員が教育関係の資格や経験がありませんでした。



また、放課後デイでは支援管理責任者が常駐していなければなりません。


学長の妹であるAさんという方がその資格を所持していたのですが、Aさんはカウンセラー(実は高卒でカウンセラーの資格は通信教育で1ヶ月でとった民間のもの)と事務(頭が悪いのでむちゃくちゃ効率が悪くよく書類をなくすし、3分前のことも忘れてる)を兼ねていましたので、ほとんど放課後デイの方にはいませんでした。



肝心の支援内容の方も、時間までずっとパソコンでネットサーフィンをさせているだけでしたし、中年の男性職員なんかは平気で◯か等の暴言を吐いていましたし、頭を叩いていました…





なんか悪口を書き始めたら止まらないですね笑

正直このままいくらでも書けそうですが、件のニュースを見て私がまっさきに思い起こされたのは、職場での不正よりもAさんとkさんの起こしたちょっとした事件でした。




先ほどもお話ししたように、Aさんは学長の妹さんです。

学長は女性だったのですが、なかなか個性的な方で、おそらくかなり強めのADHDだったのでしょう。会話が成立しませんし、思いつきで色々なことに手をつけては飽きてしまうような方でした。(半年で校舎が増えたと思ったら売りに出した等伝説多数)


そんな学長の妹さんなので彼女も何か自閉症的な特性があったのでしょう。事務処理の効率が異常に悪かったですし、やはり会話は成立しませんでした。会議の時などは一応は責任者であるものの、会話にまったくついていけていませんでした。


しかし、世の中は不公平(いや、ある意味公平?)なもので、この姉妹。非常に美人でした。(私は学長もAさんも顔も見たくないほどに苦手でしたが、それだけは認めます)

そのため何か問題を起こしても、男性職員からはなんとなく許してもらえていました。



そんなAさんですが、非常にヒステリックで嫉妬深く、彼女の腰巾着であるkさん(この方は男性)と一緒によく職員の悪口を言っていました。


とにかく自分が中心でないと気が済まないらしく、男性でも女性でも自分の思い通りにならない職員は敵視していました。

私もAさんがいない時に放課後デイの方に手伝いに行って勉強を教えたり一緒に工作をしていたら、保護者の方にえらい気に入られたことがあるのですが、なぜかその子とかかわることが禁止されました笑(私は男なのですが、あ、この手の人には珍しく男も敵になるんだ〜となんか感心してしまいました笑)




まあ一人でヒステリーを起こしているだけならば放っておけばよいのでしょうが、学長の妹と言うこともあり、権力をもってしまっていたことがよくなかったですね。


放課後デイに通う児童は情緒の安定しない子が多く、前触れなく(もちろんあるのでしょうが、私達には気づかないようなことで)暴れる児童が少なくありませんでした。


しかし、Aさんとkさんは自分たちはいつも事務をしていて現場にいないにもかかわらず、対応が悪かったと職員のせいにし、何人もの優秀でやる気のある(だけど間違っていることにはきちんと意見の言う)職員を他事業の左遷させたり、精神的に追い詰めて辞めさせたりしていました。




私も当時は結構、意見をズバズバ言う方でしたのでやはり敵視されてしまい、じわじわと居場所を奪われ精神的に追い詰められてしまいました。

私は負けず嫌いでしたので、なんとか耐えていましたが日々の長時間労働と休日出勤、薄給に加え、それが半年、一年と続きこれからも続くと思うと限界が近づいていました。



そんな時に事件は起きました。


前日も癇癪を起こしてしまったBくんが、今日も機嫌が悪そうでした。Bくんは音に敏感なので、調子の悪そうな時は他の児童もいる大部屋ではなく、個室で預かることが現場の職員の中でのルールでした。


しかし、今日はなぜかAさんが現場に入るといいだしBくんの面倒を見るとkさんと共に大部屋に入って行きました。(今思えば、職員皆んなが手を焼いている児童を私ならうまく扱えると言うことを見せたかったのでしょう)



そして事件は起こるのです。



他の児童がけん玉で遊んでいる音「ワーワー!(カチッカチッ)」

Bくん「ウーウーウー」

けん玉「カチッカチッ」

Bくん「ウギャアアアアアアアアアアアア!!」

Aさん「Bくんだいじょーぶd「ウギャアアアアアアアアアアアアアア!(バキッ)」




いやー見事でしたw

Bくんの左アッパーが決まると共に吹き飛んだAさんにマウントを取ってタコなぐりにしていましたw

kさんも止めに入ったのですが火に油を注ぐだけで余計に暴れるだけでした。


Aさんが私達には以外の職員は出てって!と言うので他の児童を連れて出て行ったのですが、その後もなかなか落ち着かず、部屋から出てきたAさんの、毎週エステに通っているであろう綺麗なお顔から鼻血がでているのを見た時は吹き出しそうになりましたww





この事件がきっかけでAさんは職員に優しくなりました…とは残念ながらならなかったのですが、私は、知ってはいたけどこんなにくだらない人だったのかと吹っ切れ(それまでは一応経験も豊富なはずだからと少しは敬っていました)、そんな人が権力を持っていて皆んなが言いなりになっているような職場にとどまっても仕方ないと考え、退職の決意をしました。

(もともと寝不足と体調不良、ストレスのためか歯茎が常に荒れていて、ご飯も飲み込めないような状況だったので遅かれ早かれ辞めていたとは思います。)




認定こども園のニュースを見て何故かこのこのを思い出しました。

きっと件の施設も職員さんからの告発があったから明るみに出たのだと思います。



私も一時期はそのようなことも考えましたが、Aさんの鼻血を流した顔を思い出すとまあいいかなと思います笑

きっとあそこは今も変わってないでしょうし、それなら私がわざわざ告発しなくともいずれ明るみに出るでしょう。


とりあえず私としては辞める前に前職への遺恨を清算してくれてサンキューAさんって感じですw

大嫌いだったけどありがとうAさん。だけど鼻血をながしながらも児童に向き合う姿はちょっとかっこよかったよ。



おわり